昨晩、就寝しようと窓の外を見ると、
メゾネットになっている我が家の2Fテラスが水浸しで、掃き出し窓を超えて部屋に浸水しそうに。
慌ててライトを手に、傘を差し、ずぶ濡れになって、ルーフドレンのごみを取り去って事なきを得ましたが、
雨は一向に止む気配を見せず、朝になって眼下の高野川のごうごうと流れる水量に驚きました。
「京都は、ずっと都があった場所で、守られてるから大丈夫やで。」
他の地方の人が聞くと、驚くような事を京都人はまことしやかに信じてる節があります。
ボクの住んでる洛北地方は、停電があったり軽い土砂崩れはあったけど、高野川は氾濫することありませんでした。
しかし、桂川や鴨川流域は大変なことになってしまいました。
災害に合われた方には、お見舞い申し上げます。
渡月橋すれすれに桂川の水位が増える光景は、地元の人は度々目にしてきたけど、氾濫してしまい、こんなことになるのは40数年京都に居て初めての経験です。
大きな被害を受けなかった自宅も、電化住宅のため停電で食事も出来ず、サーバーが水没してネットと固定電話が使えませんでした。
それらは復旧しましたが、全館の給湯と暖房を賄っているセントラルヒーティングのボイラーが水没して、現時点でもお湯は出ません。
復旧の目途は全然付いていないそうです。
なので、当分銭湯に通う生活になりそう
普段、普通に使っているインフラ設備が一気にダメージを受ける自然災害。
今回は、ホントに怖さが身近に感じられました。
翻って、東北のあの災害を考えると、まだ復興半ばの地域に住む方の事を思わずにはいられませんでした。
災害に強い都市づくりと、一刻も早い復興を望みます。
超久しぶりに銭湯行ってきました。
風呂上がりのビックル美味し