ダイアナ ～ポップス創世記の代表曲～

来年１月のライブに向けて私が参加する曲がいくつか決まったので、最近はなるべく早く帰宅して練習するようにしている。現時点で言われたのは「ビコーズ」、「夢のカリフォルニア」、「ダイアナ」などだ。どれもオールディーズのヒット曲でもちろん知っているけれど、「ダイアナ」はやったことがなかったので今回マジメに聴いてみた。

この曲はポール・アンカのデビュー曲で半世紀以上も前の曲だけど、あらためて良い曲だなーと思ったよ。曲の構成は原則Ｇの循環コード（Ｇ→Ｅｍ→Ｃ→Ｄ）でシンプルな作りであるものの、ＡメロからＢメロへとじわじわ盛り上げる流れの後に急にテンポアップしたサビが現れてドライブ感がある。このサビはちょっと語尾を上げる感じでオカマチックに歌うと原曲の感じが出るね。

サックスはイントロのアルトが印象的だけど、全般を通してテナーの低音が効いており、アルペジオで弾くミュートのギターと合わさってお洒落な雰囲気を醸し出している。バージョンによってはＢメロに「ワッシュワリワリ、ワッシュワリワリ」とコーラスが入っているものがあり、ちょっとドゥワップみたいに聴こえて楽しい。多少ハモリを入れるとなお良いと思う。

サックスは１本しかないからイントロは吹くとして、曲の途中はコーラスでハモるかサックスでオカズを入れるか工夫の余地がありますな。いずれにしてもノリノリの曲だから、ベンド（しゃくり）を多く入れて派手めにしようかと思っている次第だ。






p.s.「ワッシュワリワリ」な曲と言えば、キャンディーズもカバーした「シュガー・ベイビー・ラブ」が有名ですが、もしかして元祖は「ダイアナ」じゃないかと思いました。