胸が締め付けられる思い出
2010年のトレンドは、女性からのプロポーズ?!【独女通信】
昨年末からオンエアされているハウスメイトのCMが気になっている。改札口で、遠距離恋愛中の彼女が、改札..........≪続きを読む≫
女性からのアプローチは今に始まったブームじゃない。私が大学生の頃も同じようなことがあった。とういうより、その頃が起源なのかもしれない。そもそも「内気な彼に積極的な彼女」というフォーマットは、当時山口百恵と入れ替わるように登場した80年代を代表するアイドル松田聖子のコンセプトだ。
例えば1983年のヒット曲「秘密の花園」の中では、「真面目に、キスしていいの?、なんて、ムードを知らない人。あせるわ。」とか言ってる。これら一連のフレーズに、イタイケな青少年の心は揺さぶられたんだよ。俺みたいに、はは。
【松田聖子/秘密の花園】
ちなみにこの曲がヒットチャートを賑わせていた頃は下らないナゾナゾも流行っていて、ホットドッグプレスなどのナンパ指南雑誌にデート会話術ABCとか言って掲載されていた。詳細は忘れたが、こんな感じ。
「秘密の花園で待ち合わせた彼は、聖子ちゃんに目が四つもあることを知って驚きました。何でだ?」
お分かりだろうか?答えは最下段をご覧あれ。今となってみれば赤面モノの所業だが、田舎育ちの身の上としては嬉々として実践していた。若いってことは、時として気が狂ってると換言すべきなのかもしれない。
とは言え、中には思い出すと胸が締め付けられるようなものもある。例えば当時流れていたパイオニア製ミニコンポのCMだ。左側にジーンズ姿の男の子、右側にはギャザースカートの女の子が向き合っていて、胸から下しか見えない。
やがて女の子が歩み寄って、くっつくくらいに接近して、さっと爪先立ちになる。分るでしょ、なんかレモンライムの青い風みたいなムード。男の子はすっかり固まってしまい、されるがままだ。アカペラで始まるBGMが実に合ってて秀逸。たまに耳にすることがあると、胸キュン状態になってしまう思い出の曲だ。
【思い出のBGM : so much in love】
後日隠された胸から上の画面も見たが、見ない方が良かったかも。女の子は可愛らしくてOKだったけど、相方がちょっとごつくてイメージと違っていたので。
ナゾナゾの答え:ママの目を盗んで来たから。