右:お母さん/左:お母さんの娘(妊娠猫)
弱肉強食と言ってしまえばそれまでな話になってしまいますが、私の気持ちが治まらないのでブログします。
今朝のこと。
どんがらがっしゃんする音と、ナットー(ワンコ)が吠える声がして慌てて裏庭へ行くと、妊婦猫が、ここ2年で凶暴化した犬に噛み殺されてるところだった。
ナットーの応戦に、私も見えるもの全部投げて犬から猫を守りたかったけれど、間にあわなかった。
妊婦猫さんは、ここ2ヶ月くらい前から家の周りをうろうろしていて、ご飯をうちに食べに来てる子の中のひとりでした。
人間が怖いのか、このお母さん猫とは違って全く触らせてくれなかったのだけど、昨夜初めて妊婦猫さんに触れたところだったのに、残念でしかたない。
お母さん猫には、この妊婦猫とは別に生まれたばかりの赤ちゃん猫が3匹いて、うちの裏手の小さなジャングルの中で暮らしている。
野良猫や野良犬にご飯をあげないルールが、私にはあったのだけど、このお母さん猫の凄い頑張り(ご飯をもらうため)とお母さん猫の子育て姿が心打たれて、ご飯だけあげることにした。
お母さん猫、子猫3匹に妊婦猫のが出産したら・・・猫屋敷じゃんwwww
と思いながらも、ちょっと妊婦猫さんの出産を楽しみにしていた。
昨夜まで、普通にいた子が、今日亡くなってしかも惨殺され、もうショックという言葉以外出てこない。
日本だったら、飼い主がいる犬が他人の飼う犬を殺したら、殺した側の犬の飼い主が謝ったりするのかな?と思うけれど、ここはタイの田舎の島で常識もルールも個人の勝手でないのと同じ。
まあもう謝ってもらっても、何されても妊婦猫さんは戻ってこない。
R.I.P.
お空で元気に赤ちゃん産んでますように。