マーティンの健康食と自然療法
こんにちは!
私の母が、山で作っている野菜と花畑です。
私の母は栄養士で、また健康食や自然療法にすごく興味を持っていたので、それらを常に生活に取り込んでいました。
●私が子供の頃は玄米食。
●怪我ややけどをしたら、まず薬草。
(びわの葉、つわぶき、ゆきのした、etc...)
●視力低下には、番茶のシップ
●熱が出たら、
キャベツの葉っぱの枕に、
お湯で温めたこんにゃくを湯たんぽ代わり
れんこんの飴
びわの葉っぱをガーゼで巻いた首巻
などなど、色々な、自然療法で育ちました。
ところで、
縁というのは、不思議なもので、私の夫、マーティンもなぜか、自然療法、健康食に非常なる興味を抱いています。
ある日、マーティンが言いました。
「君が妊娠する一年前から、食事療法をして健康な体の準備をしようよ!」
(とは言え、うちはまだ、子供を産めそうな環境ではないのですが、それはいい案だなと思いました。)
「え、いいけど、マーティンも一緒にしてくれるの?」
と、私が聞くと、
「もちろんだよ! 僕もする!
だって、健康食で生活するのは、
僕の長年の夢だったんだ!」
と、言いました。
と言うことで、私が妊娠する一年前から健康食で暮らすことに決めました。
(結構、厳しいのをやってみようということになりました)
ところが、
妊娠する予定は今のところ、まだ全然ないのだけれど、
その日から、マーティンは健康食の本を買いあさり始めて、
そして、まるでとりつかれたように、
何時間も、何時間も、来る日も、来る日も、読み始め、
毎日、毎日、新しいレシピを試すために料理を始めました。
(マーティンは、今まであまり料理ができなかったのに、大変身!!
スーパーに買い物に行くのも、”仕事”として行くだけだったのに、
今では、新しい食材を手に入れたいので、スーパーに行きたくて、
行きたくてうずうずしているほどに。)
今まで、マーティンが、料理に興味が持てなかった理由は、
長いこと時間をかけて、頑張って作っても、
すぐ食べてしまったら終わりだし、
その料理が体のためになっているのか分からないので、
価値を見いだせられなかった
のだそうですが、
今は、
これを作ったら、本当に体のためになって、元気になれる。
これを食べたら、健康になれる!
と思ったら、時間をかけて料理することに価値を見いだせられて楽しくなった
のだそうです。
私は、「おいしい」ければ、料理の価値を単純に感じられる、食べ物好き人間なのだけれど、
(だからすぐに太る・・・汗┌|;゜□゜|┐)
マーティンにとっての食事とは、
車にガソリンを入れるごとくのもので、
動けなくなるから、食べなくてはいけない物。
食べずに人間は生活できたらどんなにいいだろう~
と思っているらしい。
(だから、全くにもって、太らない。 うらやましい限り。)
味よりも、どれくらい体にとっていいか。
そこにすごく価値を感じるらしいです。
(あ、でも、おいしいものを食べるのもそりゃ、好きだと言っていました。
と言っても、もう自然と、おいしいと感じるものが「玄米」とかなんですけどね…。)
と言うことで、健康食の試作の日々になりました。
ここのお家の夕食では、私はいつも通りに作って、
マーティンが一品、健康食のレシピを作ることにしました。
(突然、全部が健康食になったら、みんな、驚くでしょうからね!)
大家さんも、お友達のジョディさんも、
今晩は、どんなものをマーティンが作るのか、
結構、楽しみにしてくれているようです。
:*:・゜'★.。・:*:・今日の晩御飯・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。
そして、マーティンが作ったのが、これ!
ゆでたあずきです!!
水に一晩つけて、次の日に、グツグツと柔らかくなるまでゆでました!
ゆでたあずきをそのまま、私は、食べたことが実はなかったのですが、
なかなかおいしかったです。
あずきは、本当に体にいいそうですね。
生理痛の人は、生のまま、4~5粒その期間の前後に食べるのもいいそうです。
【補足】
*あずきは、やっぱり日本独特の豆のようで、
アメリカ人は、一般的にはあずきを食べたことがないようでした。