故郷のキュウイ山 | きつねのしっぽえむ

故郷のキュウイ山

今日は、田舎の祖父母の家に遊びに行ったときの思い出を書きます。

8年ほど前に、書いた日記より。 


:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆ :*:・゜'★.。・:*:・


2001年5月22日 晴れ
きつねのしっぽえむ

今日、田舎のおばあちゃんの家に行って、キュウイの花粉付けを手伝いました!

花粉はピンクに染めてあって、シュっと一噴きしたら、
キュウイの白い花がピンク色に染まります。
それで、受粉させた花と、まだ花粉をつけてない花と見分けます。


毎日毎日キュウイの花は咲くので、1つ残らずうまく全部に花粉をつけていきます。
花粉がついていなかったら、キュウイは実らないので、とっても大事な仕事なのです!


私のおじいちゃんは、山のエキスパート!
「由美子ちゃん、
 来てごらん、ここにたくさん鯉がおるんぞ。」

っと、沼地に連れて行ってくれて、
長靴で岸をバチャバチャいわせたら、
大きな鯉がニューっとたくさんよって来ました。
きつねのしっぽえむ

いい沼地で、ここにボートを浮かばせたらさぞかし気持ちよさそうだった。
いつかやってみよう・・・でもちょっと、怖いかも。



そして、次はそこら辺に、たくさん生えてるショウブの葉を
採って帰って、お風呂に入れるのだそうです。
良い匂いがするらしい。
おじいちゃんは、山を満喫してるなーって思いました。


そして、そこらに木苺がたくさんあって、「食べれるからお食べ」
と教えてくれたので、
私、キュウイの花粉付けのお手伝いもどこへやら、
ムシャムシャ食べまくりました。うまい!



なんか、小さい頃から知ってる山だし、
何度となく来ているのに、
おじいちゃんといると、常に、新たなことを教えられているのが、不思議でした。
山も常に変化しているのか・・・それとも、私が知らなすぎなのかしら?


そういえば、小さい頃、従姉がその山で、野ウサギを見つけて帰ってきて、
それ見た、私(6歳)は欲しくて欲しくてたまらなくなり、
だだをこねて、
おじいちゃんに野ウサギを捕りに連れて行ってもらったこともありました。


:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆ :*:・゜'★.。・:*:・


きつねのしっぽえむ
野うさぎの話は、祖父も、今でも覚えているらしく、時々、その話をします。
(孫は全部で11人、いるのですが、覚えていてくれたよ、ありがとー!)

きつねのしっぽえむ
↑ 飼っているニワトリ