食事に関しての体験です。

 

HCUのときに出された主食は、基本はお粥。

 

ホテルなどの朝食でもお粥などが出されますが、

あのドロドロとした口当たりがどうにも苦手で、

まったく飲み込めません。

 

それならば、と食べやすいようにふりかけも用意して頂いたのですが、

そもそもがドロドロ系のお粥にジャリジャリ系のふりかけも苦手なので、効果はなし。

(”おとなのふりかけ”なら食べられるんだけど)

 

自分でお粥を作るときは、もっとご飯をサラサラ系にしないと

食べられないので、いつもそのようにしてるんです。

 

で、惣菜系も、最初、鶏のキモ系とか、魚の煮付け(硬い)ものとか

苦手系が出されたため、余計に「要りません…」状態だったのです。

(だから鼻から管を通されて栄養補給されちゃった)

 

普通の状態だと、食事って楽しみなはずなのに、

このときは、毎食が憂鬱でした。

 

そんなときに目に入ってきたのが、真向かい側の患者さんが

朝食に牛乳?のようなものを出されている光景。

主食はお粥だったみたいですが、

同じHCUの方なので、重症のはず。

 

あれ、同じ重症の方でも牛乳が貰えるのなら、私もそれがいい!

ついでに、お粥でもご飯でもなく、朝はパンがいい!

 

ということを申し出たら、牛乳はOK、パンは喉に詰まる危険があるので

すぐには用意はできませんが、先生に聞いてみます、と。

 

そして、翌日、パン食OKの許可が出て、無事に朝はパン食となりました。

ただし、朝だけで昼と夜はお粥か、もしくは米飯となるそうです。

(牛乳に関しても、一日に180ミリリットル 1パックが限度だそうです)

 

これでかなり朝は美味しく食べられるようになり、元気が出てきました😂

正式には牛乳ではなく、乳飲料でしたが、お粥よりは断然嬉しいです。

 

それから、嫌いなものが多い私は、鶏のキモや魚の煮付けなども不得意ということで

「魚✖」とカルテに書いてもらい、以後、魚類は一切出なくなり、

昼も夜も、食欲が出てきました爆  笑

 

そして病院の懸命な治療のおかげか、朝がパン食に変わったせいか?

乳飲料がよほど嬉しかったのか?

段々と元気を取り戻し、6日目に一般病棟への移動が決まりました。

 

昼夜は、このころにはなんとかお粥も入るようになりましたが、

米飯へ変更となり、かなり食べやすくなりました。

朝のパンも、なぜか途中から1枚▶2枚に増えて、ラッキー。

 

元々、普段の食事のカロリーが高かったのが倒れた原因だったのですが、

きちんと栄養管理士が常駐していますので

パンもマーガリンやジャムが日替わりで用意されており、美味しくいただけました。

パンはさすがにホテルではないのでトースターで焼くのは不可ですが、

ちゃんと温めてくれてあり、食べやすかったです。

 

更に、自販機の飲料も途中から買っていいということになり、

食後のコーヒーなども美味しく頂けるように!

それに関しては一日何ミリリットルまで、という制限はありませんでしたが、

飲み過ぎも良くないと思い、できるだけ一日1杯までにしました。

 

お菓子などの嗜好食品はさすがに控えないといけないので、

それはちょっとつらかったです。

 

なお、入院中に病院、及び、家族、親戚、一部のSNSフォロワーさんからは

温かい励ましの言葉をいただき、この場を借りてお礼を申し上げます。

(特に、きょうだい…性別などは伏せておきます…にはかなり世話になりました。)

 

ということで、長々と書いた入院レポでした。

 

まだ、後遺症などの危惧があるため、通院は必要となり、完治できるのは

数カ月は先になることと思います。

 

なので、当分は嗜好食品もジャンクフードも食べられないし、

大好きな船旅もできません(泣)

 

食事に関しては、卵は一日1個まで、塩分、糖分には注意、

野菜(加熱が望ましい)や果物、魚などを多く摂るべし。

肉は脂肪の少ない部位を選ぶ。

スイーツなども、厳禁ではないですが、食べすぎないように注意。

 

だからといって、揚げ物や麺類などはダメとかでもなくて、

入院中の食事でもチャーシュー麺とか、チキンカツなども出てきたことでもあり、

要はたくさんの品目をバランスよく食べること、です。

 

旅好きの方は特に、外食も多いと思いますが、くれぐれも

接種カロリーや塩分、糖分、オイルなどの過剰摂取にはご注意!

お肉系も大事ですが、野菜(加熱する)や魚類も適宜、摂ってくださいね。