マンボーのせいでなかなか出られず
14Rなんか暖気だけでスタンドにかけたまま。
…つまんないね。
さてさて。
昨年末に来たハンターカブさん
同型エンジンの中でもはっきり言って鈍足。
これがなんで鈍足なのかは自分でいろいろやると分かるもので、先ずはインテークマニーホールドが原付並みに細い。しかもエアホースが長い。
トルクはあるけどおいしいのは5000rpmまでであとは一気に降下する。
フレームがいいだけに勿体ない特性。
しかも常用域の燃調マップはやたらとリーンになる仕様。そりゃプラグも焼けるわ。
回転リミッターも低いからこれじゃ回しても回るだけなエンジンだよね。
ということで先ずはエニグマ投入してフィードバックエリアの開放
これが結構大変で…
バラバラ(笑)
これでゼロマップでもフィードバックエリアはリーンにならず。
次はボアアップとハイカム、ハイコンプ
当初はクランク周りをノーマルのままでやる予定だったので143ccにして様子見?
ただ、このシリンダーだとオイルクーラーの取り付け不可
ならばと海外からお取り寄せ。
横置き定番のシリンダーヘッドボルトから取り出してインテークカムへ戻すというやり方。
ところが取り出し部分のカラーがマッドフラップにポコポコ当たる。
うーん。シリンダーヘッドのスタッドボルトを加工しなきゃダメ〜
同時にクランクシャフトサポートと強化オイルポンプ取り付け
さて。
これを見ておや?っと思った人、さすがです(笑)
実はこの型のエンジンはクラッチが2種類付いてるのですよ。
スタート用の遠心クラッチとシフト用の多板クラッチ。だからシフト操作の時に「ガチャッ」ってならないのです。
グロムとかだと遠心クラッチは無いけどね。
この時点で後軸7psから12psへ。
やっぱりボアアップは効くね。
通常のマップ作成してリミッター変更、加速ポンプのマップ作成。
燃費は45〜55かな。ノーマルの時は65だったけどフィードバックエリアを開放してるからこんなもんでしょ。
油温管理はオプミッドの油温計。
シリンダーヘッドのところにあるセンサーから取ってるので表示温度はかなり高いけど油温は上がってないんだそーな。
オイルポンプも効いてる?かも。
そして排気は
ホンダだとモリワキかな?と思いつつもヨシムラマグナム。排ガスが白いのは寒いから(笑)
エキパイの長さと太さ、サイレンサーの構造と機能でこれに。
政府公認マフラーは基本でしょ。
出力特性が変わったので足回りも強化してYSSのDTGへ。
フロントはバネ強化。
しっかりした足回りは大事。
排気量が上がったのでナンバー変更して軽二輪にし、ETCも装着。
でも巡航速度は90km位が気持ちいいかな〜
3桁出すと横風が怖い〜(^◇^;)
あとはタイヤをロード寄りのに変えて一段落。
これで暫く乗って夏にはやっぱりオイルクーラーも欲しいので
これが控えてます(^◇^;)また書類提出するようだけど。
最後はチューブレス化かなぁ。これが一番高い(汗)
あ、そうそう
ウチは元々二輪のレースをやってて
環境も工具も揃ってるからいいけど
サンデーでやるならあくまでも自己責任で。
自己責任って自分判断の自分勝手とは違うからね。
私は陸事に宣言書も提出してますから。
それとカスタムしたら適正なライセンスとナンバーもお忘れ無く。