春旅2 | 路地裏の和猫

路地裏の和猫

あの町この街 彷徨う旅猫♪何時までも何所までも
そして道上蒼空の下で

明け方
めちゃ寒くて目が覚めた。
やっぱり3月よね。

体を目覚めさせてからのんびり移動開始。

今年はこれから知覧の特攻会館へ。




咲き誇る桜ではなく
可憐な咲き始めの桜でしたね。





毎年増える展示物
ご遺族もご高齢となり会館に託されるのだとか。

知覧の特攻会館というと出撃する特攻隊員の遺書やらがとにかく多いけど
確かに文面だけを読むと物悲しい。
被せられてるとはいえ志願兵。
出撃したらそのあとはどうなるのかが分かっての行動なので更にそう思う。
そもそも、なぜに志願なのか?なぜ写真の中の人たちは和かなのか?
この辺りがずっと気になっていた。
だけど多分、
残る人たちへの愛おしさというか、
そういうものに満ちたのかなぁ?
と思い改めて書き置いたものを読むと
恋文?にも似ていた。
愛だの好きだのいえない時代背景で
会うことは叶わなくなるけどそれも愛の形、か?
10年以上通ってるけどまだまだその時の心理いや真理は分からないまま。
ただ、残るもの、未来への気持ちがちょっとだけ分かったきた気がした。

会館の後は護国神社と慰霊舎へ。

手を合わせてる間、厳ついにーちゃんも黙って待ってた。
まぁここでさっさとしろは言えんわね。


時計は11時を過ぎ昼ごはんはお約束の隼ラーメンね。



今年は醤油。
熱いスープで体も温まったので帰路へと。

通常巡航速度で九州道を北上
絶対的な交通量は少なくこれもコロナの影響かなぁ。
鳥栖辺りはいつも混むけどそれも無し。
北熊本SAで給油したけどそこも空いてた。
何時もよりいいペースだったので2便予約だったけど1便に変更して乗船。
もちろん個室。
旧船だけどやっぱり私はこっちの方がいいなぁ。

埠頭では義弟がなぜか待ってた(汗)
「1便ならいけるかな、と思って」
この気遣いが嬉しいよね。
中々会えないけど会った時に瞬間で詰まる時間がやっぱりいいわ。
乗船アプローチでガシガシ手を振ってみた。
またね。

名門大洋フェリーもビュッフェはクローズ
買い込んだコンビニご飯でお腹を満たし
翌朝は5時に大阪南港到着
なのでさっさと寝るが1番
広い部屋でグッスリ。




翌朝

船を降りて住之江のコンビニでコーヒー
ここで名古屋からの連れが離脱
今年、自分の弟分が事故で国替えして
それ以来少し寂しそう。
元気出してくださいね。


私らはというと大阪の実家周りのお墓参りしてから高速に。
奈良へ抜けて渋滞回避しながら京滋バイパス〜草津SAで一度止めて天気を確認しようとスマホを見ると

志村けんさん死去

エクモ使っても厳しかったと。
ご冥福をお祈りいたします。




さて。
残り400ちょい
新名神から新東名
浜松SAまでは雨も少し降ったけど何よりも気温が低い。
前日に雪が降った東側
真っ赤になるほどの七味と一味を入れたうどんで体を温めて給油後一気に東京へ。
高速は関東も少し空いてたけど
まぁ輩な運転するのは相変わらずいるわけで。
ちゃっちゃとパスして圏央道から地元インター
総じて単車は少なかったかなぁ。



地元の夜の櫻は満開でした。


長旅お疲れ様ね。


さて。
次の旅は梅雨時期かなぁ。
その頃には収まれコロナっ