今そこにある危機 | 謎のこうのとり 

認知症の症状がますます進む母。

夜は何度も二階の自室から一階のトイレ、

台所で水分補給を繰り返す。

午後11時までは1時間に5~6回。

 

そして、ついに階段で落下する。

2年前の11月1日事件があるので、少し時間をおいて

何度も痛いところを確認して、

救急車を呼ぶ。

結局、右側の鎖骨、肩甲骨、肋骨2本を骨折

急性硬膜下血種という病名がついた。

骨折は手術すればいろいろな理由で危険なので

自然治癒(後遺症あり)

血種は経過観察ため、しばらく入院。

しばらくと言っても10日間。

10日後、自宅に戻ってきたとき

すべてを脳から削除している母は骨折の痛みの

原因もわからず、安静などするはずもない。

退院後の対策を今から立てねばならない。

悩みが多い今日この頃。

また一つ悩みが増えた。

しかし、いまそこにある危機は

乗り越えるためにあるのだから

やるべきことをやろう。