4月23日 火曜日
朝から小雨のボローニャ
でも、大丈夫町にはボルティコがある。
地図を見ながら、テクテクと国立絵画館に向かう。
途中、道に迷い、ちょうど建物から出てきたお若い女性2名に
道を尋ねると、なんと二人の目的地も国立絵画館だった。
パリから来た大学生で国立絵画館の絵をスケッチするとのこと。
日本の文化やアニメにも興味があって、日本に行きたーいと
言っていた。二人がスマホのmapで「こっちこっち」と案内してくれて
無事に到着したずら。
建物から離れて見ると、幕が垂れ下がっているのでわかるけれど
ポルティコに沿って歩いていくと看板も小さくてわかりづらい。
正面入り口を入ると、突き当りに受付があり、6€を支払う。
受付の後ろ側の小さいスペースにロッカーがあり、
荷物はロッカーに預けて下さいと言われる。
私は小さいバッグに財布とカメラ、ipad、ハンカチを入れて
「これはOK?」と許可をとった。
学生はスケッチしたいから、少しのデッサン用の道具の許可を取っていた。
ボローニャ国立絵画館はイエズス会のサンティニャーツィオ修道院を
改築して設立された絵画館。
18世紀末にナポレオンによって廃止された教会や修道院から
集められた絵画が彫像でおもにボローニャを中心とした
エミリア地方の画家の作品。
「栄光の聖母と諸聖人」ペルジーノ
「法悦の聖女チェチリア」 ラッファエッロ
「嬰児虐殺」 グイド・レーニ
メッザラッタのフレスコ壁画の間
メッザラッタの祈祷所に描かれていたヴィターレ・ダ・ボローニャらによる
14世紀の壁画を剥がし、同じ空間を再現している。
図録とか、ポストカードとか、美術館にはたいていある
ショップがなくて、写真を撮らないと記憶から遠のきそう