妖精の花 | 謎のこうのとり 

土曜日、晴天。

当地の植物園で「バイカオウレン」が満開だったので

市内から西に車で1時間走った公園のバイカオウレンも

きっと咲いているだろうと山を登ってきた。

木立の足元には楚々とした妖精のような花が満開。

わぁーきれいと写真を撮っていたら、県外から

わざわざ写真を撮りにこられた年配の男性に

「さっき、これよりももっと咲いている群生地に行ったよ」と

写真を見せていただいた。

そして、場所をお聞きすると、ここからそう遠くない。

よっしーーー行くずらと車を走らせること20分。

教えていただいた道の駅はもう店仕舞いしていて、

詳しい場所を聞く方がいない。

そこへ二組の老夫婦が・・・・・。

お尋ねすると、今行ってきたよと親切に場所を教えてくださった。

結構きつい上り坂を10分、山奥でがさごそと音がする。

道を間違えたかもと心配になった頃

わぁぁぁぁぁぁぁーーーと一人声がでた。

広々とした木立の足元に広がる緑の中に白い雪が

降ったように咲くバイカオウレン。

午後の方がきれいに写真が撮れるとおっしゃっていた。

ちょうど午後3時、西から日が当たり始めていた。

良い一日だった。