ホテルに戻り、妹の旦那様とも無事合流。
ホテルのスタッフはどの方も親切丁寧、気持ちよく過ごせた。
ありがとうございました。
預けていた荷物をピックアップしてタクシーに乗る。
タクシードライバー袴田さん、松本の歴史に詳しくて
駅までの道中、ご指南いただいた。
ありがとうございました。
民芸好きには憧れの地「松本」の町並みを最後に車窓から
眺めながら、しみじみと思った。
民芸館に置かれていた様々な道具はたくさんの人によって
使い込まれ、いぶし銀のような輝きがあり
年月とともますます美しさを増している。
喫茶店で座った松本家具の椅子や家具もまた然り。
材料を吟味して、手をかけた道具は一生、その使い手に寄り添うものだ。
「その物が持つ美を直感で見てください」という丸山太郎さんの言葉は
まさに一日滞在した私の目であったような気がする。
無言で語りかけてくる物の美を堪能し、
「松本そだち」で丸山太郎さんが伝えたかったことが
ほんの少し心に響いた松本滞在であった。
さて、次は上田。