リスボン 迷路のような路地 | 謎のこうのとり 

さて、今度こそ市電に乗るぞと停留所で待つ。

しかし、ギューギュー詰の市電で、一緒に待っていた

ふくよかなおばちゃん二人が大声で市電に乗っている人たちに

「もっとつめて~」と叫んでいる。

運転手もその勢いに圧倒され、何も言えず停車させたまま。

しかし、電車内から「次に乗れば~」のブーイング

結局、おばちゃん二人は文句言いながら諦めた。

私も・・・すごすごと歩くことにした。

このアルファマ地区は1755年11月1日リスボン大地震の被害をあまり

受けなかったので、イスラム支配の街並みが色濃く残っている界隈。

石畳の細い道、建物の間スレスレ市電が通り抜けていく。