強から中へ 暦の上では秋、この季節の常套句ではあるが、確かに「秋」の足音がかすかにしたと確信した今日市民図書館横のプチ森を通る時、蝉しぐれが上から音のシャワーのごとくふりかかってくる。蝉しぐれの昨日までの音量が「強」だったのが「中」になった。そして帰宅して自室に入ると、サウナではなかった。久々の雨のおかげかもしれないけれど、季節は律義に巡っているのだと感じた。