
「特捜部Q Pからメッセージ」
ユッシ・エ―ズラ・オールソン著
特捜部Qシリーズの三冊目、日曜日半日で一気に読んだ。
三冊の中で一番面白かったずら。
デンマーク・コペンハーゲン警察の未解決事件専門の部署Q。
スコットランドの海辺に流れ着いた「助けて・・・」
と書かれた紙の入ったボトル。
判読不可能な文字が並ぶそのメッセージから
恐ろしい連続誘拐事件の解決へ一歩一歩
近付いて行く・・・・・
このシリーズの面白さは登場人物だ。
私生活に問題をかかえている癇癪持ちで一風変わった
カール・マイク警部補、彼を支える助手アサドは謎が多くて
カールさえまだ彼のすべてがわからない。
そして、前回から増えた仲間のローサ。
この女性警察官も一筋縄ではいかない頑固さを
持っている・・・でもみんな「イイやつ」なんだなぁ。
ストーリーも面白いけれど、このシリーズは登場人物の
人柄に魅かれるものが大きい