フィレンツェ・メディチ・リッカルディ宮 | 謎のこうのとり 


メディチ・リッカルディ宮殿はアルピッツィの陰謀で他人から妬みや反感を
買うことがいかに恐ろしいかと考えた祖国の父コジモ一世が
1444年にフィレンツェ市民のねたみをかわない程度の宮殿を
ということで、ミケッロッツォに命じてつくらせた建物。


バンディネッリの大理石彫刻「オルフェウス」

完成には16年かかったそうだ。ロレンツォ豪華王はここで生まれている。

外観は三層に区切られていて、荒削りの石積みでどちらかと言えば
地味なので、私は写真さえ撮っていない


入って左側にミュージアムショップがある。そこでフィレンツェカードを見せて
レシートみたいな紙きれをもらった。
月曜日だからなのか?見学者もなく静かだ。

コリント式の円柱に囲まれた中庭は柱廊になっていて
古代ローマ遺跡から運ばれた石組が使われているそうだ。
壁には古代ローマ彫刻の模写。


外庭には噴水もあり、上階のテラスから見えるようになっている。




16世紀の末には、リッカルディの所有となったため
  メディチ・リッカルディ宮殿と呼ばれるようになったそうだ。現在はトスカーナ州庁舎として使われているが、一部は公開されている。   
ここにはマジ礼拝堂とルカ・ジョルダーノのフレスコ画がある。 つづく