一言申す | 謎のこうのとり 

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大津から山科、山科から地下鉄で東山駅まで向かう。

途中のコンビニで展覧会のチケットを買った。

人気のある展覧会はチケットを買うだけで行列なので、できるだけ前売チケットや

当日券をゲットしておくことにしている。


京都市立美術館に到着。

すんなり入場できた。なーんだ楽勝かも・・・・・・・。


しかし・・・・躾のできていない子供がなぜこれほどいるの?今日は子供Dayなのかっドクロ


私も息子がおちびの時からよく美術館に連れていった。

しかし、最低限のマナーは教え込んだつもりだ。


「息子よ、展示室の中では無言で歩くのだ。母を待つことはない。

 自分のお気に入りの絵を見つけなさい。その絵を見たら頭の中に

 焼きつけて、出口の椅子で待っていなさい。

 お気に入りの絵のポストカードをショップで買ってあげるからね」と・・・。


息子はお気に入りの絵を見つけるためにそそくさと展示室を無言でまわる。

息子が選ぶ絵はいつも「青」を主体にしたものだった。

今もそのポストカードは大切に箱に仕舞っている。


会場内の係りの人も注意しようと子供のそばに行くが、さっさと別の部屋に

行ってしまうという知能犯の男の子。

母親はきれいに着飾り、父親は大柄の人、子供がうるさいのに全く平気。

こんなマナー知らずの人たちがいると、鑑賞する気持ちが半減するのは私だけだろうか。


ついでにもう一つ・・・・・絵の前でツレの人と大きい声であーじゃこーじゃとしゃべる

ご婦人も曲者。

あなたの感想なんぞ誰も聞きたくない。

感想は会場を出てから、余韻とともに話すべきだ。


妹は絵画を十分楽しんだようだが、私はマナー知らずの子供のおかげで

中途半端な気持ちで会場をあとにした。



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