3つのパサージュを巡り、少々お疲れ気味だけど、デパートに来ると
元気がでてくるのはなぜでしょう?
こんなに美しいデパートがあるなんてパリってすごい
と首が痛くなるまで
後ろに傾けて見入った。
一人旅だと決して入ることがないデパートやブランドショップ。
この日は、さっちゃさんがお姉さんに頼まれたお買い物をするというので
一緒にヴィトンの店へ行く。
さすがブランド店、すんなりとは入れない。
入場制限をしているので、長蛇の列なのだ。
隣の香水売り場から猛烈に漂ってくる匂いと格闘しながらも
私たちはその列に並んだ。
その列のあちらこちらから聞こえてくるのは中国語。
添乗員が旗を持ち、団体でデパートに入ってきたのも中国人。
中国のパワーを垣間見た。
やっと順番がきた。
私たちは一グループとして、店内に入り、イケメンの店員が一人相手をしてくれる。
さっちゃさんは買うものをちゃんとプリントしてきていたから、
迷うこともなくスムーズだ。
しかし、残念なことにお姉さん希望の商品はあったけれど、お義兄さんと
さっちゃさんの商品はなかった。
ゆっちゃまと私は靴売り場で、お店ごっこをしていた。
「マドモアゼル、何をお探しですか、これなんそ゛いかがでしょう」
すると、きれいな店員さんがやってきて、英語で何かお探しですか?と・・・・
そそくさとその場を立ち去るのであった。
免税の書類は別の場所でもらわねばならなかったり、さっちゃさんはかなりお疲れの
ようだ。買い物は時に労力を使う。
まだまだ続く![]()


