「 ロードサイド・クロス 」 ジェフリー・ディーヴァー著
内容(「BOOK」データベースより)
尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。
陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。
いじめの被害者だった少年は姿を消した。
“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、
犯行はエスカレート、ついに死者が出る。
犯人は姿を消した少年なのか?だが関係者たちは何か秘密を隠している―。
幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。
完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。
今日は4月1日、エイプリル・フール。
悪意のない嘘ならばついてもいい日。
毎日がエイプリルフールだったら、きっとキャサリン・ダンスのようなキネシスクは
暇だろう。
しかし、犯罪がらみの嘘は4月1日であっても風習は関係なく罰せられるのだ。
真実を知らないまま、書かれた言葉だけを鵜呑みにして
コメントを書き、根も葉もないことを広げていく言葉の暴力。
本人にはその自覚が全くない。
そんな言葉の暴力の連鎖の犠牲になった少年。
ひとつ間違えば私だってその「言葉の暴力」に知らず知らずに加担していることがあるかも
しれない。
ブログを始めて、まる三年が経とうとしている。
何気なく書いた一言で見知らぬ人を傷つけているかもしれない思うと、怖くなった。
今回もなるほどこう来たか
というどんでん返しが待ちうけていた。

しかし、ジェフリー・ディーヴァーの本を読む時、どんでん返しを期待しすぎて
今回は少し物足りない感もあり・・・・・・。
エスクリピショニスト( escribitionist) とはブログに日記を書く人々を指す言葉だそうだ。
「自己顕示欲の強い人(exhibitionist) 」と「記述する (scribe)」を合体させた造語
4年前、息子が上京し、生活が変化したことで始めたブログ。
素敵な人たちとの出会いで刺激を受け、随分と勉強をさせていただいた。
しかし、息子が戻ってきて、私の生活もまた4年前に逆戻り。
毎晩、パソコンの前にいる時間も減りつつある。
そんなこんなで今までのように定期更新はできなくなった。しょぼん
