正しき事務員としての・・・ | 謎のこうのとり 


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正しき事務員としての定年とは。


私が勤務する謎の団体の事務局には定年制度ある。

満60才・・・・・・ほとんどの会社や公共機関と同じ平均的な定年ずら。


しかし、60才で定年を迎えても年金をもらえるまで、あと5年。

私の母が最近 「その五年間どうするの?」と心配気に聞く。

私のことよりも自分の寿命を心配したら?と冷たくあしらう娘の私。


謎の団体の事務局で定年制ができてから、定年まで勤めた人はいない。

私の先輩2人は定年一年前に退職し、一人は壽退職、そして白百合さんは家庭の都合に

よる退職。


先輩二人が定年前に退職した理由は「事務能力低下して、会社に迷惑をかける」

確かにこの頃はパソコンを導入したり、仕事量が増えたり、年齢に関係なく

負担が増えていた。

老化とともに事務能力が低下するのは避けて通れない問題なのだ。

経験が豊富なんて関係ないやっぱり60才定年に意味があると実感する。


   最近、元帳の小さい数字が見えにくい汗しみじみあせる

   謎の団体の紳士の名前を度忘れしても、誤魔化すのが上手くなった汗

   昔のことはよく覚えているのに、昨日のことは忘れてしまうドクロ

   堪え性がなくなったドクロ


あげたらキリがないずらーあせる



定年まで あと〇〇年。

できればみんなに惜しまれながら退職できるよう、日々仕事をきちんと前向きに

しようと思った。