しぃぃぃぃぃぃ | 謎のこうのとり 

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月曜日の夜、胃が痛くて、眠れなかった。

実は、年度末・新年度の準備に追われて、薬が切れていたけど

なかなか病院に行けなくって、ジワジワと持病の胃痛がしていたのだ。


おまけに息子の就職のことで、この土日は一年分のストレスがたまっていた。

この痛さは、繊細な神経をもつワタクシには予想できたこと。にひひ


朝一番で、いつもの病院に行く。

主治医は 「だめだよー、薬を切らせたら」と心配してくれた。


私       「センセ、原因はわかっています、私の愚息のことなんです」


看護師さん 「ぼくちゃん、何歳になったの?」


私       「大学4年生、就職活動大変なんです」


先生     「あっそうか。原因はストレスだね、間違いない。母親って大変だ」



そのあと、センセは恐ろしいことをおっしゃった。


   「明日、まだ痛かったら、朝一においで。僕はその日は予約患者しか診ないけど

    来たら、痛みどめ皮下注射と点滴をしてあげるから」


ええっー皮下注射叫び 注射が何より怖い私、余計に胃が痛くなったずら。


胃痛で身体を折り曲げ、待ち合いでクスリができるのを待っていたら

看護師さんがやってきて


  看護師さん 「センセ、大げさだから注射するって言ったけど、注射しなくても大丈夫よ。

           痛みどめの薬が効くからね。明日は注射に無理して来なくていいわよ。

           こうのとりさん、注射嫌いでしょう」


すぐ隣に座っていたおちびの男の子、私の方を見た。


  「しぃぃぃぃぃぃぃ小さい声でお願いします」


その後、痛みどめといつもの胃クスリが効いて、楽になったずら。

やれやれ