水曜日、謎の団体の会議が終わり、事務所に帰ると、6月末で退会した
パソコン屋の社長が来ていた。
iPadを手にミニーちゃんとひまわりさんにその便利さを説明していたのだ。
その輪に私も加わり、
「ほぉーすごい。 ええっーそんなことも
。 こじゃんち便利
」と感嘆符連続。
これを使いこなしたら、未来生活を送っているような気分になるかも・・・・・・
しかし、話しを聞いているうちに、ふと思い浮かんだのが
ジェフリー・ディヴァー 「ソウル・コレクター」
便利さのあまり皆がこれを使い出したら、その本のストーリーにように
なるんじゃないと心配になった。
そのことを社長に話すと、「確かにそうなるかもしれない」と。
その人がどんな暮らしをしているのか、すべて情報として売買いされ
最後はそれを利用した犯罪に巻き込まれてしまう。
そんな便利さの中の落とし穴、いつか現実になるのだろうか。