一歩 | 謎のこうのとり 


20才の頃、学園祭のバザーで買ったレコードがビリー・ジョエルのこの曲だった。
哀愁漂う口笛に憧れて、唇をとんがらせ何度も練習をした頃が懐かしい。

私が口笛を吹けるようになったのは、ビリー・ジョエルのおかげ。

その時買ったレコードは何度も繰り返し聴いたためか、中古品だったせいか
半年で聴きづらくなった。

妹の車で時々ビリー・ジョエルのCDを聴く機会がある。
この曲が流れると一瞬で何十年前にタイムスリップできる。

そして、自然と唇をとんがらせている自分に気づくのだ。