雨が降る日に | 謎のこうのとり 




先週の月曜日、セキセイインコの「かまにゃん」元気がありませんでした。
朝、目覚めると、真っ先にかまにゃんの様子を見て、小さい身体を
ぎこちなく動かしている姿にほっとして・・・・そんな日が1週間続きました。

金曜日の朝、かまにゃんはとてもしんどそうで、
私の手の中で小さく息をしていました。
できるなら、私の寿命の中から一年、三年・・・神様分けてあげてくださいと
一心に願いました。

その日、仕事から帰ると、かまにゃんは小さい黄色い花の横で静かに
眠っていました。
隣のカゴの「てんにゃん」「はんにゃん」は横たわったかまにゃんの
姿に向かって、ずっと鳴き続けていたそうです。
あまりにも長い時間鳴き続けるので、母はかまにゃんの姿が見えないように
紙でカゴを覆ったそうです。

小さい命の旅立ちには、小さい仲間たちの声が心強かったことでしょう。
ありがとうね。

今は白萩の下で、ちーにゃん、すーにゃん、ふーにゃんと一緒に
眠っています。

生きている時は、身体が不自由で飛ぶことができなかったけれど
今は仲間と一緒に思いっきり羽を広げて飛んでいることでしょう。





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