時に、想いとはうらはらに言葉は思わぬ方向に一人歩きしてしまう。
心傷ついた人の痛みが、わが痛みのように感じるとき
どんな言葉を並べたら、その痛みがやわらぐのか
懸命に言葉を探す自分がいる。
でも、それが見つからないとき、
自分の思いが伝わらないとき
悲しくて、自分の不甲斐なさを痛切に感じる。
でも、言葉を重ねなくても、そばにいるだけで
安らぐ人もいる。
そっと、そばにいてくれるだけで、
その存在は幾千の慰めの言葉に勝るのだ。
きっと届いているはず。
だから、Tさん、元気を出して
いつもあなたでいてください。