大通りでは、空港連絡バスに出会うこともなく
無事に職場に到着する。
午前11時前、印刷会社から出入り禁止を言い渡された
ET紳士がやってくる。
私は仕事の手を止めて、ET紳士の雑用をこなさねばならない。
今日の予定がこれで大幅に狂ってしまった。フンっ
正午になる。
「ET紳士様、私はこれから1時間休憩しますから」と宣言。
ET紳士もお腹が空いたのか、レストランに向かう。
ET紳士 「午後1時になるまで、話しかけないからね」
よしよし
どんな話から、この話題になったのか? よく覚えていないけれど
ET紳士は
「留置場や拘置所に入れられるとき、全裸になって身体検査を
受けなければならない。そんなの恥ずかしいぃぃ」
そんなの当たり前だのクラッカーずら。
しかし、70才過ぎのET紳士の方が、私より恥じらいがあることが
わかり、なんとなーく複雑な思いだった。
今、午後8時30分、やっと雨が降ってきた。
遠くから聞こえる雷鳴。
脂肪の奥に沈みこんだおへそを、とりあえず隠すずら。