サロン? | 謎のこうのとり 


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今日の謎の団体の会議は夜だった。

夜の会議の場合、アルコールが出る。

しかし、払い放題・飲み放題なのだ。


ホテルSの会場に入ると、目に飛び込んできたのは


     サロン○○○○ !?


いつものテーブルセッティングの他に狭いドリンクコーナーを

設けているのだが、その入り口にこの看板。

いきなりドン引きするワタクシあせる


気を取り直し、会議の準備に取り掛かる。

そこへ次年度の会長であるブルドック紳士がやってきた。

来年度の書類を仕上げるため、私のことをいつになく

オダテテいる。


  「こうのとり組長、これお願いします」


組長となDASH! せめて「あねご」と呼んでほしいずら。


今週末は隣の県で謎の団体の年次大会がある。

これに出席するため、チャーターした観光バス・ホテル・昼食

二次会の手配を旅行会社に委託するまでの面倒な仕事を

I幹事は、すべて押し付けてきた。

正しき事務員たるもの笑顔で仕事をする。


しかし、当日は私は同行できないため、

添乗員の仕事をET紳士がやらねばならない。

ET紳士は往復のバスの中で飲むアルコールの手配で頭がいっぱい。

ホテル代他をバスの中で集金し、ホテルのチェックインも

代表でしなければならないのに、上の空。


おまけにI幹事が書いた書類の字を見て、のたもうた


 「どうしたら、こんな下手くそな字が書けると思う?」


まったく失礼なパンチ!。でもホントに下手っぴ。

返答に詰まるワタクシ。


そこへ頼りになる若い紳士がやってきた。


「ET紳士は頼りにならないので、よろしくお願いします」と


必要書類一式をお渡しする。

ET紳士、反省するかと思ったら、


 「ねえねえ、おつまみ代、支出してくれる? コダワリのおつまみを

  買いたいんだな」


私はサロンならぬ、サロメになって、誰かの首を所望したいずらよっ。



       
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