謎の団体の新年度は7月始まり。
7月から新体制となるため、来年度の方針や達成するべきものの
勉強会がこの時期開催される。
70余りの謎の団体の代表紳士がお集まりになるのだ。
白百合さん、ひまわりさん、さっちゃさんと一緒に受付の
お手伝いをするのが通例なのだが、
毎回、準備不足でモタモタしている紳士たちに
遠慮などしている暇はない。
今日も指定された時間より早めに行くと、
さっちゃさんが眉間にしわをびっくりするほど寄せ
ブツブツ言いいながら、作業をしていた。
要領の得ない、自分のことしか考えてない紳士たちの
わがままなんて、この際無視なのだ。
大量の名札の作成を依頼した会社の担当が不在で
先に進まない。
私 「USJの人はどこですかぁー?」
紳士 「USJって何?」
私 「もぉーUSJだよっ」 心の声・・もぉ名札の会社に決まってんじゃんよ
紳士 「それってU○○のこと」
私 「あれっ? 私間違ったずらね」
しかし、ガックシしている暇はない。
目まぐるしい受付が終わって、ほっとしたら、もう夕方だった。
昼食抜きで頑張ったので、Sホテルの喫茶ルームで
団体負担でカレーを頂く。
このあと夕方から懇親会の担当紳士がワインを頼んでいる。
私達にも勧めてくれたが
「職務中ですから」と厳しい目をしてお断りする。
担当紳士、これからの宴会の準備もあるのに
いい調子で飲み始めた。
私 「あのーいいんですか?中川さんみたいになりますよ}
紳士 「いーの、いーの。僕は監督。子分がしっかりやってくれるから」
でもね、後ろをご覧ください。
その頼れる(?)子分はすでにビール飲んで、真っ赤ですよ。
ダブル中川もありだね。
さぁ明日は朝8時すぎから仕事、
今日の何倍もの紳士がやってくる。
頑張らなくっちゃ