旅の目的その3・・・・アールヌーヴォーの建築を見る
2月15日 日曜日
サブロン広場でアンティーク蚤の市に行ったあと、すぐ近くの
王立美術館に行く。
しばらくブリューゲルの絵画を堪能したあと、美術館前から
トラム(92番 Fort Jaco)に乗る。
オレンジ色の検札機に美術館の受付で買ったブリュッセルカードを
差込、刻印する。
これで24時間、市内のほとんどの乗り物が乗り放題、しかも美術館や
博物館などが割引になるのだ。
結構道幅の狭いところを走るので、車体が揺れる。
私が降りるのは、「Janson」
ウィーンのように、停車駅名が電光掲示されないので、停まるたびに
外の停留所の駅名をチェックする。6駅目が目的地だけど
念のため、前に座っている人に尋ねる。
ラッキーなことに、その方も同じところで降りるから、教えてあげると
とっても親切だ。
親切な方と一緒にJansonで下車し、進行方向に少し進むと
日曜大工の店「BRICO」の大きい看板が見える。
その前の道を左に渡ると、角には「Rue Americaine」
そのまま100メートル進むと、オルタ美術館があった。
午後2時から開館だが、20分前だというのに、すでに5~6人が
並んでいた。
早速、外観の写真を撮る。中は撮影禁止なので要注意。
このプレートがなければ、気づかず通り過ぎてしまうくらい
他の建物と調和して、一続きになった町並みである。
小雪が舞う寒い道で、開館をじっと待つ。
5~6人だった列が、開館するときには50人くらいの長い列になっていた。