今日の謎の会議は、一年間アメリカに留学していた女子高生の帰国挨拶。
留学にかかる費用は、すべて謎の団体が負担する。
そして、アメリカにある謎の団体の紳士達の家庭でホームステイをするのだ。
毎年、1年前とは比べものにならないほど、明るく前向きになって帰国する
彼女たちのスピーチに元気を分けてもらっていた。
しかし、今日の女子高生は・・・・不満たらたら。
田舎暮らしだから、留学先はもっと都会がよかったとか、学校が小規模で
つまらなかったとか、あんまり旅行に連れていってもらえなかったとか。
一体、あなたは何が目的だったの?って言いたいほどのふて腐れた態度。
高校内で難しい審査の上、合格した子とは思えないほどの低俗さ。
その子は将来、もっと勉強して、世界を駆け巡る仕事をしたいとのたまった。
勉強もいいかもしれないけど、人に対しての礼儀、感謝の気持ちを持つこと、
人として、もっと大切なことを身につけなければ、日本から出すまいぞと
久々にほえる私だった。