今日は父の5年祭だった。
神職の厳かな祝詞の中、亡き父を偲ぶ私。
あれっ 今、神職のおばさん、父の命日9月16日なのに
17日と言った? そして享年72才なのに齢97才と言った?
いくらなんでも、97才はあんまりずら。
今日は私達の前に2軒のお仕事があったみたいなので、
きっと、そのいずれかと間違えたのだろう。
私だったら、そんなばあさんじゃないよと化けて出てくるずらよ。
でも、亡くなった父は温厚な性格だったから、笑っているだろう。
その後、墓参りに行く。
道中、真っ黒な雲に覆われ、にわか雨が降り出した。
しかし、墓地に着く頃は青空が広がり、
妹夫婦は、さすが行いがよいと違うねと褒めあっている。
そこで、意地悪い姉は
「ふふ・・曇天俄かに掻き曇りザァーと5分後にふるかもよ」
そして・・・ホントに降ってきた。ザァーと
少し遅い昼食は海水浴中、クラゲに唇を刺され、特大たらこ唇から
腫れがやっとひいた甥の希望で和食にするはずだったのに、
いつもメニューになってしまった。