私のお気に入りの画家
レンブラント
彼は生涯、50~60作品の自画像を描いたと言われている。
「光と影」
彼の人生を象徴するかのような言葉だが、
その絵も光と影にこだわり、見事に描ききっている。
レンブラントの自画像を観るとき、いつも私は
レンブラントの声なき声を心で感じようと
じっと絵を観る。
暗闇の中、静かに佇むレンブラントに差し込む一筋の光
それによって浮かび上がる表情は偽りのない正直な
彼そのものなのだと強く感じる。
デューラーの28才の自画像と同じく、レンブラントの
自画像は私の中では別格の特別の絵なのだ。