重森三玲作庭で有名なのが東福寺
ここは紅葉がとってもきれい。
1度、紅葉の季節に訪れたが
人・人・人・・・・なんだか疲れた記憶しかない。
息子も偏頭痛になり、京阪四条に辿り着いた
途端、ゲロしてしまった苦い思い出がある。
やっぱり私は冬の京都が好きである。
ピーンと張りつめた寒さの中、
観光客もあまりいない閑散とした古刹を
思う存分楽しむのだ。
二年前の冬、息子と訪ねた龍吟庵。
冬の特別公開・・・朝イチで行く。
ただ白一色の空間、すべてをそぎ落とした
究極のわびさびの世界なのだ。
斬新なイメージに感じた。
狼だったかなぁ?
とにかく石は獣を意図して、配置しているらしい。
雨に濡れた石はより一層美しい色合いが出る。
生憎、この日は晴れだった。
冬の古刹を訪ねる時は分厚い靴下を履く。
しんしんと足の裏から寒さが伝わってくるのだ。
1月になると、寒さなんてさて置き、京都の庭が
見たくなるのは私だけだろうか。