高ぶっているね。 | 謎のこうのとり 

いよいよ年度末までカウントダウンの今日この頃

事務所ではとうとうお尻に

火がついた事務局員が殺気だっているのだ。




こんなときに限って、来客が多い。

チャーなんて出している場合じゃないけど

謎の団体の紳士はご親切にも菓子折りを

お持ちくださる。

食べ物にからっきし弱い私。

つい愛想笑いして、おしゃべりする。


そのうち、机上がやりかけた書類で

いっぱいになる。

私の頭の中も爆発寸前。

その時、さっちゃさんの声がした。


「もしもーしぃ・・」


かなり苛立っている。

白百合さんも私もマジ吠えしたい願望が

さっちゃさんにのり移ったかのように・・・・。


電話を切ったさっちゃさんに

「高ぶっていたね」と声をかける。

心なしか?さっぱりした顔のさっちゃさん。

いつか、私もマジ吠えするぞー。