M.C.エッシャー
だまし絵で知られるオランダを代表する版画家。
彼の作品は幻想の世界が堪能できる。
最初にエッシャーの作品に出会ったのは
8年前の長崎・ハウステンボス。
その不思議な世界に我を忘れて
見入ってしまった。
そして、昨年の夏、松山で三度鑑賞。
何度、観ても心踊り、飽きない絵。
2004年8月、スペインのアルハンブラ宮殿を
訪れた。
幾何学的装飾模様が施された宮殿内部。
同じ模様を繰り返すことによって
永遠に続く・・・・そんな思いがこめられていると
ガイドブックに書かれていた。
このアルハンブラ宮殿でエッシャーは
平面の正則分割への興味を触発されたと
いう。
罪深き我を反省する6年前の息子
そんな息子をよそに食い気に走る母
40回以上もアルハンブラに訪れた添乗員の方は
「ここは例え100回以上来ても、見飽きることはない」と
断言していた。
初めて来た私も同じ思いであった。
真の芸術作品にはそんなオーラがはなたれているのだ。