あれは5~6年前のことであっただろうか
Sホテルの中に事務所がある職場に出勤し
席に着いた、まさにその時
キャァーーーーー
事務所の隣のトイレの入り口で清掃係りの
お姉さんが真っ青になって、立ちつくしている
私 「どうしたんですか?」
お姉さん「女子トイレに変な男がひそんでいて
私が入ったら、逃げた」
私 「どっちへ」
お姉さんが指差す方向には上階につながる階段が
ある・・・その階段を駆け上がる超超超怪しい影
私は追跡した
上階の無人のレストランに駆け上がると犯人が
まさにエレベーターに乗ったところだった。
私はすぐさま事務所の内線電話で
一階のフロントに
「今、怪しいヤツが下に下りたから、とっ捕まえて」
そして私もすぐに一階へ・・・・
しかし、弱腰のフロントのお兄さんは犯人を
取り逃がしたのだ
くやしぃー
そのあと、私の無謀な行動は大変危険を伴うと
マダムKが心配してくれた。
しっかし・・・これは私の本能なの
そして、私の前世は紛れもなく警察犬だったと
確信したのだった。