エゴン・シーレの絵を初めて見たのは4年前
ベルヴェデーレ宮殿の上宮オーストリア
ギャラリーだった。
エゴン・シーレの絵は、物憂げで投げやりな
静かだけど激しい感情が湧いてくる。
スペイン風邪で28才という若さで世を去ったシーレ
退廃的、耽美的な世紀末の雰囲気の中で
シーレが描いた絵は私にウィーンのもう1つの顔を
教えてくれた。
そんなシーレの絵をこの2月再びレオポルト美術館で
見た。
たくさんのシーレの絵を見た後はとても感受性が
強くなったような錯覚を覚える。
なぜなんだろうなぁ
たぶん答えは出ない、言葉で表せないものが
シーレの絵にはあるんだろう。
シーレの人物画より風景画が好き
それは人物画には私には背負いきれない
おもーい何かがあるからだと・・・思う。