神社⛩巡りの合間のB級グルメ㊱
沢庵和尚のお寺とかき氷店 いちょうの木(3)

沢庵漬けの考案者という説があり、映画やドラマの宮本武蔵に登場する沢庵和尚(沢庵宗彭)のお寺が、小生が週末参拝している荏原神社の側にあるということを知りました。キッカケは、北品川商店街の途中にある「黒門横丁」という場所でした。黒門は今は無いのですが、その門は、徳川三代将軍家光が沢庵和尚を招くために用意した東海寺という巨大なお寺と品川宿を結ぶ通りの入り口に作られた門で、黒塗りだったことからその横丁の名前になったそうです。
そんな大きなお寺があるなら気づくはずだがと、もう少し調べたら、その後寺は縮小され、今はこじんまりとしたお寺になっているようです。ただ気になったので、荏原神社参拝後に行ってみることにしました。その日はあいにくの雨でした。



幹線通り沿いに入り口があったのですが閉まってます。しょうがないので目黒川沿いに回り込んでみました。




こちらに入り口がありました。



お堂と鐘楼はありますが、一般の人がお参りに訪れている感じでは無いですね。奥に庭園等があるようですが、関係者以外は入れなくなっています。お札やお守り授与する事務所もないです。


最初に見た門の裏側ですが、自転車置き場になっていて長く門自体が使われていないことがわかります。

かつてこの辺一帯を敷地として栄えた大寺院であったことを思うと、寂しい感じがしますね。

お参りして寺を後にし、品川宿からの入り口であった黒門横丁まで歩いてみました。


10分強の道のりです。かつては華やかな門前通りがあったのでしょうね。今は面影はありません。実はこの場所、すでに2度ご紹介しているかき氷店「いちょうの木」さんのすぐ側なんです。


今日もこれからお店に入ります。ぶらっと来て入るように言っておりますが、土日は予約制の人気店なので、事前に予約してました。その時間に合わせて東海寺を訪問して来た次第です。
今日は、「葡萄と紅茶」を頼みました。

いつもながら見た目が個性的です。葡萄がたくさん入ってます。

いつもながら絶品です。かき氷なのに「紅茶の香り」がします。葡萄とあってますね。流石です。

かつての大寺院の栄華の残滓に触れ、この宿場町の奥深さを、もう涼しくなってきているにもかかわらず楽しめるかき氷を堪能しつつ、感じる小生でした。