あの大物女性歌手も青春を過ごした学生街を護る神社と老舗洋食屋さんのハンバーグ

東急線日吉駅を偶々夕刻通ったので、途中下車してぶらついてみた時の話です。
日吉というと、慶應義塾大学の教養課程というのでしょうか、最初の2年間を過ごす場所です。

球体のモニュメントで有名(?)な駅ですね。

駅の真前が日吉キャンパスの入り口なんです。横断歩道渡るだけなので駅からは徒歩ゼロ分ということになりますね。タイトルの大物女性歌手とは、竹内まりやさんのことです。在学中にデビューし、大学キャンパスを舞台にした歌を出してましたね。大物歌手というよりレジェンドですかね、今や。
小生は彼女のファンであったと同時に、この地は実家から少し離れていますが、少年時代自転車で近所の遊び仲間とよく訪れておりました。
残念ながら竹内まりやさんの歌に出てくるキャンパスは、ここ日吉キャンパスではなく、三田キャンパスですが、この地で2年間青春の日々を過ごしたのは間違いないでしょう。そういうシステムなので。
そんなこの街を守護している神社が、大学の裏手にあります。

その名も「日吉神社」という神社です。創建年代は不明ながら神明社としてこの地に長く鎮座しており、日吉町ができるのに合わせて名称も変更されたようです。日吉キャンパスの裏手の丘に建っており、学生たちを見守ってくれているという感じでしょうか。長い石段があります。

手水舎は機能してない感じですね。

境内は広く閑散としていますが、社務所と御守り授与所もあり、祈祷等もやっている神社ですね。
お参りしましょう。

鈴緒が賽銭箱に括りつけてあって鳴らせないようになってましたね。お賽銭を納めてお参りしました。竹内まりやさんも何度か来たことはあったでしょうね。たぶん。
日吉で降りたのにはもう一つ理由があり、ハンバーグの美味しい老舗の洋食屋があると聞いていて、一度行ってみたいと思っていたからです。

飲食店があるのは駅の反対側なので、駅に戻る途中に懐かしい場所を見つけました。この丘は、ちょうどキャンパス内のテニスコートの裏手で、テニスボール🎾がたくさん落ちている場所だったんですよね。豪快にミスショットしたものが溜まっていたのでしょうね。当時、野球の真似ごとをして遊んでいた少年時代の小生たちにとっては良いボール調達場所となっていたわけです。


思い出に耽りながら歩いているとすぐにお店に着きました。「プクプク亭」さんという面白い名前のお店です。家族連れや学生カップル等先客がいました。
やはりハンバーグ頼んでいる人が多いですね。小生も頼みました。


来ました。早速いただきました。オーソドックスで美味しい。街の洋食屋さんの王道ハンバーグですね。懐かしい味です。これを食べたかったんですよね。少年時代の大好物でした。

何やら有名な野球選手のサイン色紙が飾ってあります。こちらに来られたんでしょうね。
竹内まりやさんも来たんだろうなと思ってふと考えたら、この店創業41年です。竹内まりやさんがここに通ってたのはその少し前ですね。非常に残念ながらこの店はまだなかったようです。
でも小生は、懐かしい味の、評判の老舗洋食屋さんのハンバーグが食べられて満足でした。