神社⛩巡りの合間のB級グルメ⑭小田原系ラーメン

小田原系ラーメンってご存知ですか?神奈川県湯河原町の「味の大西」本店を始祖とするラーメンの系列で、本店で修行された方たちが他所に出店して行く中で、その知名度を上げて来たようです。但、1930年ごろから商売を行なっていることもあり、店主の方々も高齢になっていて休みがちな店もあると聞きます。その為、それを心配するリピーターから、ネットで「絶滅危惧種」などという言葉で、その存続を願って応援されています。小生も一度早い段階でで食べておこうと考えていたラーメンでした。
偶々小田原近くを通過した際に、大磯町の高麗店に伺ったのですが、土曜日でしたが、閉まってました。そこから、少し戻った小田原市緑町の「味の大西」さんに電話したところ、空いているということで、少し戻ることになりましたが、向かいました。

この店は珍しく駅のすぐそばにあります。私は車なので、駅前のパーキングに止めました。伊豆箱根鉄道大雄山線の駅なので、運行本数は少ないかもしれませんね。

入店して、おすすめと事前情報で確認していた「ワンタンチャーシュー麺」を注文しましたが、一人で切り盛りしてる年配の女将さんから、「ごめんなさい。腕を悪くしてて今朝ワンタン作れなかったの。チャーシュー麺でも良いですか?」と言われたので、勿論良いですと答えました。心配ですね。
小田原系が食べられれば全く問題ありません。

来ました。美味そうです。

麺はスープがよく絡むちぢれ麺です。

チャーシューも厚切りで、食べ応えあります。


スープは、少し甘みのある濃いスープですが、脂っこさがない飲みやすくて美味しいです。
やっと食えたと満足していると、帰るお客さんが常連さんなのでしょうね、みな女将さんの体を気遣って声をかけて行きます。
地元で愛されている店なのだなあとホッコリした気分になりました。
今日食べられなかったワンタンを食べるため、また来ようと心に誓う小生でした。