私が好きな小説 「キノの旅」

で賢者が最後に悟って死を迎えた言葉

 

「世界で唯一本当の言葉」

 

浮浪者のような暮らしをしていた賢者と呼ばれるものに、
通りがかった王が、戯れに

 

「何でも望むものを一つ与えてやろう」

 

といい
賢者は、

 

「日が陰るのでそこをどいて欲しい、太陽に勝る宝はない」

 

という奥深い返答に、王は

「あなたこそ真の賢者だ」

 

と、ひざまづいた

その
賢者とは「とある国」で自意識が取り除かれた実験体であった

失敗作として国を追放されたのが賢者の正体だった

 

 

月日が流れ

ある日通りがかった催眠術師が、賢者の話を聞いて

「私は貴方を元通りに戻す方法を知っている。
これからいう言葉を聞きなさい。」

 

 

答えは
「○○○○○○○○」

 

「今から催眠術で○○○○○○○○の答えを記憶から消す。

 

この○○○○○○○○という言葉を自ら思い出すことができれば、
貴方は元通りの人間に戻ることができるだろう」

 

「最後にヒントをやろう」

 

「○○○○○○○○とは、世界で唯一本当の言葉だ!」

 

「よく考えな」

 

それから月日が流れ

賢者は言葉は思い出せないが、有難いと思うことが一つだけ
数日前医者に死の宣告をされたが、
それを怖いとも悲しいとも感じなかった

世界で唯一本当の言葉とは・・・・・・

 

 

その話を聞いた主人公は、

「あの話に似ているなぁ」

「本当の青い空」

 

場所・時間・季節・天候でもよく変わりる。
でも、どれもきれいな青い空だった。

 

それを聞いた賢者は

その瞬間に、○○○○○○○○の答えを思い出し、
同時に感情が蘇り、死への恐怖も蘇るという話。

 

 

その答え、、、、「ネタバレになるのでご自分で、お調べになって、、、

と書くと怒られそうですが、

最後まで読み進めていただくと、、、、

 

私は、臨死体験後に拝読した、その小説がそのままの理を垣間見る体験をしました

 

選択肢が一つではない場合

悩まされてしまう

 

どの生き方を選んだところで

結果は変わらない事が多い

 

結局は選んだ生き方を

どうあなたが進んで行くのか

で結果は変わる

 

 

どうせなら、明るい未来を描きましょう

 

 

「世界で唯一、本当の言葉」

 

 

そんなものは

存在しないのですから。(答)