桜花賞馬の過去成績から見るオークス | ワイビーのブログ(おもに競馬)

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春G1シリーズも牝馬クラシック第二弾のオークス。翌週にはダービーといよいよクライマックスに近づきつつあります。

 

3月のトライアルレースがつい先日の出来事に思えるくらい、時間の経つのが早く感じる今日この頃。数年前はそんな風に思っていなかったのですが、これも年をとった証拠なのでしょうか。

 

 

さて、今年のオークスは2020年のデジャヴを見ているかのような展開。

 

2歳女王のアスコリピチェーノは桜花賞で2着。その後オークスではなくNHKマイルカップへ向かいましたがここでも2着。桜花賞で彼女を破ったステレンボッシュがやや抜けた存在となっています。

 

一方2020年。2歳女王のレシステンシアが桜花賞2着→NHKマイルカップ2着。一方桜花賞馬のデアリングタクトはオークスを勝って二冠。ちなみに両馬の父親もダイワメジャーにエピファネイア。今年の桜花賞1・2着馬と全く同じなのです。

 

ここまで同じだと何だかフラグが立っているようにも感じますが、過去の桜花賞馬の成績からオークスの勝ち馬を占ってみたいと思います。

 

過去10年、桜花賞馬は8頭が出走して【4.1.0.3】。勝率5割、連対率は6割5分のハイアベレージを記録しています。

 

ちなみに、2018年にアーモンドアイが二冠を達成してから6年間で4勝。ここ2年は連勝しています。距離が800m一気に伸びるにもかかわらずこれだけ高い勝率を誇っています。

 

連対を外した3頭のうち2頭、2017年13着レーヌミノル(父ダイワメジャー)と2021年8着ソダシ(父クロフネ)は、父が1600m以下の短距離に強い種牡馬。2015年10着だったレッツゴードンキは後にスプリンター路線で活躍したように、距離適性はある程度重要な要素かと思います。

 

翻って連対した馬の父を見ると、ドゥラメンテ(22年スターズオンアース、23年リバティアイランド)が2勝、ロードカナロア(18年アーモンドアイ)とエピファネイア(20年デアリングタクト)が各1勝でディープインパクト(14年ハープスター)が2着1回。

 

アーモンドアイの父ロードカナロアは短距離で実績を残してきましたが、04年の2着馬で後にエリザベス女王杯を優勝している母フサイチパンドラの長距離適性を受け継いでいると考えていいでしょう。その他の馬は現役時代に全て2400m以上のGⅠ勝ちを収めている実績馬でした。

 

今年のステレンボッシュの場合、父が既に三冠牝馬を出しているエピファネイア。母方も2000m前後で走ってきた馬。過去には姉がオークス、兄が菊花賞を勝っていたダンスインザムードが4着に敗れたケースもありましたが、血統的には距離が伸びてこその馬だと思えます。

 

ステレンボッシュが優勝した場合3年連続で二冠牝馬で誕生し、さらに管理する国枝栄調教師はアパパネ、アーモンドアイに続く3頭目の牝馬三冠にリーチととんでもない記録が生まれることになりますが、果たして結果はいかに?