お茶に限らずですが、和のお稽古ごとではお金を包んでお渡しする場面がよくあります。
毎月のお稽古代、御歳暮や御中元、御礼などなど。
御中元は7月、御歳暮は12月はじめのお稽古でお渡しするのが一般的かなと思います。
余談ですが、習い始めは御歳暮が現金と姉弟子から聞いてびっくりしたのを覚えてます😂
でも先生方は色んな方から頂くでしょうし、お金が一番合理的だなあと思います。
御祝儀袋などに入れてお渡しするのですが、なかなか日常的には無いお作法なので、初心者のころは毎回先輩に教えてもらっていました。
これが絶対!ではないのですがご参考になれば、というのと私の備忘も兼ねて書いておこうと思います!
まず、お扇子をこのように要を自分に向けて半開きにします。
これは沢山ではありませんが…という意味が込められているそう。
この上に祝儀袋をのせて、
くるりと正面をお相手に向けます。
この要の向きは諸説あるんだとか…私の周りの方は相手に要を向ける形でお渡しします。
この時お相手の方は、頂戴します、とお扇子ごと押し頂き、祝儀袋を帛紗もしくはご自身の扇子を開き上に移します。
その後扇子を閉じ、相手の右膝に要がくるようにお扇子を返します。
これを受け取って終わりです!
さっとできると慣れててかっこいいなと思うものの、毎回どぎまぎしてしまいます。
お扇子ではなくて、お菓子などを台にしてお渡しすることもあるのですが、その場合も基本的な流れは一緒です。
お菓子を台にする場合は、あくまで主は金封なので気持ちで、大きすぎても邪魔になるかなと思い1,000円〜2,000円くらいのものを選んでました。
金額は社中によるので先輩にお聞きになるのをおすすめします!
参考になれば嬉しいです。