こんばんは。
もうすぐゴールデンウィークですね!
今月はかなり仕事が落ち着いていて、もう気持ちが連休に突入してます。
今年は10連休にしたのですが、大きな予定はなく小旅行や友人と会う予定がいくつかある程度です。
暑くて5月以降に袷の小紋は着ないと思うので、着納めしつつ美術館にふらっと一人でいこうかなと考えてます。
この前届いたうそつき衿・襦袢も使ってみたいです!
今日はお手入れについて。
人によると思うのですが、長着については頻繁にお手入れには出しません。
明確に汗をかいて長着にまで染みてしまった自覚があればすぐに汗抜きに出しますが、基本的には1、2年に一回くらいかなあと思います。
柄が重くて自分では汚れがあるかどうか判別できない振袖や訪問着は1、2回着たら呉服屋さんにその旨をお伝えしてみてもらうようにしています。
襦袢はシーズンが終わるとお手入れに出すようにしています!
ただ私は結構暑がりで、袷のシーズンであっても絽の襦袢を着てしまうことも多々…。
絽襦袢は正絹の洗えるものを去年仕立てたので、そちらは数回着たら家の洗濯機で洗うようにしてます。
半衿付けが苦手なので、ポリの塩瀬っぽいものをつけて、半衿ごと洗濯機に入れちゃってます。
もうこれほんっっっとに楽です。正絹なので裾捌きもよくて、肌にストンと馴染み、静電気もない!
少し前の時代はこういった正絹で洗える襦袢も多くあったと聞きます。
仕立てる前に水通しをして縮めて地のしをするそうです。
そんなこんなで基本的に長着は頻度は低いものの染み抜き、汗抜きはプロの方にお願いしています。
そうすると気になるのは着たときにできてしまうシワ。
特に気になるのは腰紐と、伊達締めを締めるあたり。
この写真はちょっとわかりにくいのですが、上前の脇下あたりです。
少しのシワだったら畳んで着物の重さでシワも伸びたりしますが、これはなかなか難しくアイロンがけにチャレンジしました。
YouTubeや色々なブログをみて、よくある注意事項としてはこの辺りかなと思います。
・着物の上に和紙や当て布をひいてその上からアイロンをかける
・着物に直接霧吹きはNG、当て布の上からならOK(怖いので私はやりませんが…!)
・アイロンの温度は中くらい
・金彩、絞り、友禅の上は慎重に
・折り目、縫い目は潰さない
いざ実践。
下前の襟裏に
和紙を当ててそーっと何度かアイロンをかけます
シワなくなったー!!
気になるみ身八つ口も
綺麗に!!
縮緬でわりと軽い生地だったのもあるかもしれませんが、こんな簡単にシワが取れるなんて!
まだ少し残ってますがいいかなと。完璧を求めるとどこかでやらかす気がして…(笑)
お気に入りのたとう紙に入れ直して完成。
アイロンは怖くないというのがわかったので、これから着たらアイロンしてしまうようにしようかなと思います!