本日は3月初回、上巳の節句のお茶のお稽古でした。
床の間には素晴らしいお雛様、違い棚には先代が絵付をされた貝合わせもあり見入ってしまいました。
なんと私の伺った時間は私のみ…大広間でマンツーマン、みっちりとお濃茶のお稽古をしていただきました。贅沢な時間ではありますが緊張です😭
本日の着物はこちら。
京きもの蓮佳の江戸縮緬、市松絞りの小紋
蓑の染帯
ゑり萬の輪出し
そして道明組紐教室で組んだ奈良組の帯締め!
どんな帯や着物に合わせよう…と思っていたのですがぴったりの組み合わせがありました!
先生にもいい帯、帯締めねと褒めていただき鼻高々でございました(笑)
帯締め、道明さんの品物と比べると組手が硬いですが、使っていって馴染むかなあと思ってます。
帯揚げの処理がいまいちうまくできていませんが、割合着付けもうまくできた気がします。
やっぱり回数をこなすのが大切ですよね〜、たくさん着物を着る機会をつくりたいです!
今日のお菓子は引千切り(ひちぎり)でした。
なかなか東京だと馴染みのないお菓子です。
広まったのは江戸だそうですが、平安の頃からあるもので、忙しいあまりに餡子を包む暇がなく、お餅を引きちぎってうえに餡子をのせた、というお菓子なのです。
もちろんお菓子屋さんがお作りになるのはきちんと手間暇かけられたものですが、名残として引きちぎったような形をしています。
なんとも風情のある、浮き立つような気持ちになる
春にぴったりの美味しいお菓子です。