マイスペ×スパークでは定期的に、

同じ時間に2名のお子様の療育を行なっています。



とは言っても、基本的には個別療育です。


それぞれのお子様に1名以上の療育士が関わり、

同じ室内でそれぞれ楽しく遊んでるという状態。



公園などで、色んなグループの子どもたちが各々遊んでいる環境と似たようなところがありますねニコニコ




複数回同じお友達と顔を合わせていると、

少しずつお互いに興味を持ち始める子どもたち。


はじめは別々の遊びをしていたのに、

目の前を横切ってみたり、

お友達と同じ遊びを向こうの方でしてみたり。


そのうちにだんだん、

さりげなく遊んでいるところに入ってみたりするお子様もいます。




周りの人に興味を持ち、関わろうとする。



これは大きな成長の種であり、

前回お話しした「お友達との関わり」の第一歩なんです。



↓↓前回の記事はこちらからご覧いただけます↓↓




療育士はこうしたお子さんの小さな心の動きに共感し、


1人の友達として、お子さん同士の関わりをサポートしていきます。



遊びが綺麗にまとまることも大切ですが、


あの子たちの遊び面白そうだな

一緒に遊んでみたいな

どうすれば一緒に遊べるのかな?

これってどうしたらいいのかな?


こうした感情はもっと大切です。

時には喧嘩をすることもあるかもしれませんが、

いざこざを通じて得るものも実はたくさんあります。



相手の気持ちに気づく。

自分の想いを伝えようとする。

折り合いをつける。………



色々な形での人との関わりを通して、子どもたちの感情は発達し、

心のキャパシティが広がっていきます。



心のキャパシティが広がると、

誰かを受け入れたり相手を思いやったりと、

より社会性が育まれていくのです。



そして社会性が育まれることは、


お子さん自身のストレスの緩和

自己肯定感の向上(社会の中で自分らしく生きられているという経験、人と関われた成功体験など)


にも繋がります。




遊び場は、

子どもたちが1番最初に経験する社会です。



小さな社会の中で少しずつ他者に興味を持つこと

関わりたいという気持ち、

楽しい、嬉しい、悔しい、面白いという感情


などなど、様々な経験を積み重ねていくのです。




マイスペ×スパークでは、

その瞬間の心の動きや感情の変化に寄り添いながら

発達段階に合わせたお子様同士の関わりの手助けをさせていただいています虹