前回ボディーイメージの話に出てきた、

体性感覚、前庭感覚、視覚。


本日はこの3つについて書いていきたいと思いますチューリップ



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マイスペ×スパーク運動療育は、感情の発達を目的とした療育ですが、

その時に行うのが運動です。


運動をすることによって脳や感情が発達することは最初の頃に書きましたが、


この運動はもちろん身体面でも効果があります。



マイスペ×スパークは第一に心の発達を目的としていますが、

子どもたちの「やってみたい!」という感情を引き出すことで運動遊びを行いながら、

その経験の中で体の使い方や動かし方も学んでいきます。


身体面での効果は


感情の発達のために行う運動遊びの中で身についた・発達したもの


という捉え方のもと読み進めていただけますと幸いですニコニコ




さて、人を認識して関わるために必要な

ボディーイメージの形成。

それに効果的なのが体性感覚、前庭感覚、視覚だとお話ししました。



まず体性感覚。

これは、触る・触られるという感覚や、

真っ直ぐ・曲がっているなど、自分の状態を感じ取る感覚です。


前庭感覚は簡単に言うと、

右左に動いたり、スピードを速くしたり遅くしたり、バランスを取ったりと

自分の体を動かす時に必要な感覚


そして、物との距離感や視野の広さのことを視覚と定義しています。



これらの感覚を遊びの中で刺激していくことで、

脳神経回路が新しく作られたり結びついたりして発達をしていきます。


そしてこの3つが発達していくことで、


1.自分の体の状態(真っ直ぐ、曲がっている)を知り、


2.目で追いながら物や人と自分との距離感を掴み、


3.それに合わせて体を思うように動かす


という1つの流れが完成します。



ボディーイメージとは、いわば身体の地図のようなもの。

地図を作ることで、様々な動きを習得していくのです。



感覚を刺激する具体的な遊びとしては、


体性感覚を刺激!

抱っこ遊び(抱きしめる力を変える)、くすぐり遊び


前庭感覚や視覚を刺激!

不安定な遊具や大人の上に乗ってバランスを取る遊び

ボールや風船を色々なところに投げる・目で追う、追いかけっこ


などが挙げられます。



マイスペ×スパークでも、これらを取り入れながら運動遊びを行なっていますキラキラ




ご家庭で取り入れやすいのは、ラフタンプレイでもある抱っこ遊びやくすぐり遊びでしょうか。



特に、褒める時に言葉だけでなくぎゅーっと抱きしめてあげることで、


体性感覚の刺激とともに幸せホルモンのセロトニンも分泌され、


身体面でも感情面でも効果が期待されますニコニコ


ぜひ意識してみてくださいクリスマスベル