こんにちはマイソウルメイトの森田遊です。
今日は改めて「人……」がテーマです。
なぜかというとわたしの音楽スクールは昨日から生徒ちゃんきましたが…………わずか一週間ちょっとの間に 皆さんいろいろありました。
まず年明けに以前blogの「プチぼったくり音楽スクールの呆れた実態」でお話したＵ君が二年ぶりに連絡をくれ、「先生 、青森帰ろうと思うんですけど、最後にもう一度先生と話しがしたい」
そう電話をくれ正月明けにいろいろ話しながら飲みました。
結論は、「もう東京には、歌にもすべてにおいても未練はないです………」でした。
彼は心の優しい、そして純粋な男でルックスもかなりよく、わたしの実家にも連れてきたりしましたが、25歳にくだした彼の結論に止めはしましたが、やはり無理でした。
彼はいい思い出を残さぬまま、八年ぶりに青森から再出発です。
寂しい気持ちです。
次に今も生徒な18歳のＭちゃん」……
今どきの可愛い、歌がとても上手な女の子です。
その娘は、四人兄弟の長女ですが13歳のころ両親が離婚され、お母さんが新しい彼氏をみつけ、現在一緒に住んでるのですが、日頃からお母さんの彼氏とは折り合いがうまくいず、年末から正月にかけてプチ家出をし、可哀相でした。
その娘は本当に頭がよく、心の優しい子ですが、「先生 家帰るの嫌なんです……」「とにかく帰るんだよ」……………年末からわたしとメールでやり取りしてましたが……結局家には帰りましたが、彼女の心は深い傷をおったままです。
おまけに唯一頼れる彼女の実のお父さんは一人暮らしですが話し聞いてるとアルコール中毒で………わたしも離婚してるので、偉そうな事は言えませんが、あえてＭちゃんに言いました。
「Ｍちゃん………離婚したのは親が悪いの………Ｍちゃんがお母さんの彼氏に変な気を使う事、全くないの…………どうどうと自分の家だと思い、お家に帰り、誰にも遠慮せず、生活するんだよ…妹や弟がいるんだよ…」そう言い、一応彼女は晴れやかな顔して帰りましたが……………
そして今日の生徒、以前blogで紹介した米沢愛ちゃん、暮れに自分と唯一、血が繋がっているお兄ちゃんを探しに生まれ故郷の兵庫県姫路市の乳児園に、一人で 行きお兄ちゃんの本名だけを教えてもらい帰ってきました。
実際のお兄ちゃんの住んでる、手がかりはわからないまま帰ってきました。
彼女は結構疲れはててました。
最後はピアノを教えてる、19歳のＵ君…………
大人しいですが、体格もルックスもよく努力家です。
珍しく今日レッスン前に彼から話し掛けられ「先生、実は昨日自分の母の弟、おじさんが急死して…………」
40歳くらいらしいですが、彼のおじさんは一人で暮らしアルコール中毒で…………遺体が昨日発見されたらしく…………彼のおじさんはもともとミュ－ジシャンのドラマ－で、何年か前に奥さんと離婚してから、アルコール中毒になり悲しい最期をとげました。
わたしも同世代として離婚した辛さはわかるし、孤独感もわかるし、アルコールに逃げたい気持ちも充分わかるので、レッスンを早く切り上げ、Ｕ君と居酒屋で彼のおじさんの旅立ちを祈り、乾杯しました。
わたしはＵ君に「おじさんもつらかったんだよ…………君の血の繋がったおじさんをしっかり天国へ送るんだよ………」彼は黙ってうなずき、わたしは彼にセブンイレブンの在庫全部のお線香と（三つしかありませんでしたが）………福井県の永平寺の数珠を渡し、「とにかくおじさんをしっかり送るんだよ………」
何回もいい、お互い別れました。やはり人は人でしか……………そうなんですよね。
今年もまだ始まったばかりですが、人生いろいろ………十人十色…人間交差点………感じました。
この場をかりてＵ君のおじさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
本日もありがとうございました。