週末の日経平均終値10,092.19円は2月限SQ値10,099.59円を下回りました。高値は10,099.46円と僅か13銭足らずとなり、これを一度もSQ値にタッチしない「幻のSQ」と読むか、誤差の範囲と読むかは微妙なところです。CME225も10,090円で返ってきており、まさに微妙というほかありません。
しかし、需給動向では、2010年2月1週の投資主体別売買動向は、外国人は小幅ながら-10,732百万円の売り越し、個人は現物、信用合わせて148,422百万円と2009年9月5週以来の3週連続買い越しとなっており、出遅れの個人がババつかみの買いにまわるという相変わらずのパターンのようにも見えます。
2月1週の信用取引残高も、 買い残が前週比+490.50百万円と増加する一方で、売り残が前週比-666.80百万円と減少していることも、上を見た場合の需給悪が想定されます。
今週のニュースの中からは、米商業用不動産ローンのデフォルト急増やEUのギリシャ救済合意に具体性がなく、しかも他国への拡大も想定される状況で引き続き懸念は大きいことや、中国人民銀行が預金準備率を0.5%ポイント引き上げたことなど、今後に懸念が残る要素が多いと見ています。
目先的には、週末のNYSEの出来高が14.27億株とかなり厚くなっているのが、月曜の休場を睨んだ売り方の買い戻しなのか、一定の買い仕掛けなのか、火曜日以降の米国市場の動向を見守るしかないようです。
ただし、筆者の相場予測としては、引き続き3月初旬~中旬あたりまでは、一進二退の調整が続くと考えています。
なお、みずほFGが平成22年3月期第3四半期における自己資本比率を発表しました。これが予想されるファイナンスにどう影響してくるのか気になるところです。